アコー(Accor)のミッドスケールブランド「メルキュール(Mercure)」が、北海道・ニセコに「メルキュール ニセコ リゾート(Mercure Niseko Resort)」を2026年11月に開業予定です。場所は倶知安町のニセコひらふ4条1丁目、ヒラフ東エリア。ゼロからの新築ではなく、既存ホテル「ミッドタウン ニセコ(Midtown Niseko)」をメルキュールブランドへリブランドする形での開業で、アコー公式予約サイト「ALL – Accor」の物件ページは、施設名を「Mercure Niseko Resort (Opening November 2026)」と表示しています。


アコー公式プレスリリース(2026年8月7日)によれば、本ホテルは既存の「ミッドタウン ニセコ」からのリブランドであり、開業は段階的に進められ、まず西棟の客室と主要施設から順次営業を始めます。正式な開業日は確認できておらず、公式で確認できるのは開業月までです(アコー公式物件ページの施設名は「Mercure Niseko Resort (Opening November 2026)」)。段階開業については、北海道新聞(2026年9月10日)が、2026年11月に一部客室を先行開業し、全面開業は2031年を目標としていると報じています。こちらは報道であり、全面開業の時期は公式では確認できていません。
ニセコにはこれまでパーク ハイアット、アマン、シックスセンシズ、フェアモントといったラグジュアリー〜アッパーアッパースケールの計画が相次いで発表されてきましたが、今回のメルキュールはそれらとは性格が異なります。メルキュールはアコーのミッドスケール帯を担うブランドで、本件も4つ星クラスとして案内されており、高騰の一途をたどるニセコの宿泊マーケットに対して、より手の届きやすい価格帯の国際ブランド客室を供給するポジションになります。アコーにとってはニセコエリアへの参入となり、北海道内では既存の「メルキュール札幌」「グランメルキュール札幌大通公園」に続くメルキュール系の展開です。

客室構成は、いわゆる典型的なシティホテルの並びではなく、スキーリゾートらしくグループ・ファミリー滞在に振った作りになっています。アコー公式サイトに掲載されている客室タイプは、シングルベッド2台のクラシックルーム(19㎡・最大4名)、シングルベッド1台と2段ベッドを組み合わせたクラシックルーム(19㎡・最大4名)、ハリウッドツインにソファベッドを備えたスタンダードルーム(19㎡・最大4名)、ソファベッドとキッチネットが付く広めのクラシックルーム(39㎡・最大5名)、そしてシングルベッド2台+ソファベッドのスイート(58㎡・最大5名)という5カテゴリー。19㎡台の部屋でも最大4名収容という設計は、長期滞在のスキーヤー・スノーボーダーやファミリーを明確に想定したものといえます。なお、ホテル全体の総客室数は、アコー公式・ホテル公式のいずれでも本稿執筆時点で公表されていません。
館内施設については、既存のミッドタウン ニセコ時代の構成が引き継がれる見込みです。開発主体であるパシフィック センチュリー プレミアム ディベロップメンツ(PCPD)の公式ポートフォリオによれば、フィットネスセンター、調理器具を備えたコモンルーム、スキー&バイク用ストレージ、館内コンビニエンスストア、駐車場、ロビーラウンジ、そしてカフェバー兼レストラン「Midtown Diner」を備えます。Midtown Dinerはホテル公式サイトで200名以上を収容できるスペースとして紹介されており、ドリンクや軽食に加えてスポーツ観戦やパーティー利用にも対応する、ニセコらしい社交の場として機能してきました。アコー公式サイト側では、駐車場、Wi-Fi、エアコン、朝食提供、全館禁煙が明記されています。

注目ポイント3選
① 既存のミッドタウン ニセコをリブランドし、2026年11月に段階的に開業する予定です
メルキュール ニセコ リゾートは新築ではなく、倶知安町ニセコひらふ4条1丁目の既存ホテル「ミッドタウン ニセコ」をメルキュールブランドに切り替えて開業します。アコー公式物件ページは施設名に「Opening November 2026」と表示しており、開業月は2026年11月とされています。日単位の開業日は確認できておらず、未確定です。開業は段階的に進められ、まず西棟の客室と主要施設から営業を始めると発表されています。アコーにとってはニセコエリアへの参入で、北海道内では「メルキュール札幌」「グランメルキュール札幌大通公園」に続くメルキュール系の展開になります。

② 19㎡の部屋でも最大4名が泊まれる、グループやファミリー向けの客室構成です
アコー公式サイトに掲載された客室タイプは5カテゴリーです。シングルベッド2台や2段ベッドを組み合わせたクラシックルーム、ソファベッド付きのスタンダードルームはいずれも19㎡で最大4名、キッチネット付きのクラシックルームは39㎡で最大5名、スイートは58㎡で最大5名まで泊まれます。長期滞在のスキーヤー・スノーボーダーやファミリーを想定した構成です。ホテル全体の総客室数は、アコー公式・ホテル公式のいずれでも公表されていません。
③ 冬季はヒラフと花園への無料シャトルが走り、館内にはコンビニとMidtown Dinerがあります
立地はニセコひらふのヒラフ東エリアで、冬季にはヒラフと花園(HANAZONO)エリアへの無料シャトルが運行されます。館内には200名以上を収容できるカフェバー兼レストラン「Midtown Diner」のほか、フィットネスセンター、調理器具を備えたコモンルーム、スキー&バイク用ストレージ、館内コンビニエンスストア、駐車場があります。キッチネット付き客室やコモンルームで調理ができ、外食に頼らずに過ごせます。ニセコで相次いだラグジュアリー計画とは異なり、4つ星クラスのミッドスケールブランドとしての出店です。
周辺エリア
立地はニセコひらふのヒラフ東エリアで、アコー公式サイトはニセコのスキー場に近いロケーションと案内しています。冬季にはヒラフおよび花園(HANAZONO)エリアへの無料シャトルが運行されるため、宿泊者は複数のスキーエリアへ車を持たずにアクセスできます。PCPDの公式情報では、スキーリゾートのほか、ウェルカムセンターやインターナショナルクリニック、JR倶知安駅へのアクセスの良さが立地上の特徴として挙げられており、倶知安町中心部方面へ向かうバス停も近接しています。館内にコンビニエンスストアがあり、キッチネット付き客室や共用のコモンルームで調理もできるため、外食コストが跳ね上がるハイシーズンのニセコにおいて滞在の自由度が高いのも特徴です。

アクセス
所在地:〒044-0087 北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ4条1丁目3-3
- ヒラフ東エリアに立地し、ニセコのスキー場に近接(アコー公式サイトの記載)
- 冬季はヒラフ・花園(HANAZONO)エリアへの無料シャトルを運行(アコー公式サイトの記載)
- JR倶知安駅へのアクセスが良好(PCPD公式サイトの記載)
- 倶知安町中心部方面へ向かうバス停が近接(PCPD公式サイトの記載)
- フロントでのレンタカー手配に対応(PCPD公式サイトの記載)
- チェックイン15:00/チェックアウト10:00、電話 +81 136-21-2888
施設概要
| 名称 | メルキュール ニセコ リゾート(Mercure Niseko Resort)※既存の「ミッドタウン ニセコ」からのリブランド |
|---|---|
| ブランド | メルキュール(Mercure/アコー)・4つ星クラス |
| 所在地 | 〒044-0087 北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ4条1丁目3-3(ヒラフ東エリア) |
| 開業予定 | 2026年11月(アコー公式物件ページの施設名は「Opening November 2026」。日単位の開業日は未確認)。西棟客室・主要施設から始める段階的開業で、報道では全面開業は2031年目標とされています(北海道新聞、2026年9月10日) |
| 客室数 | 不明(公式未公表。客室タイプは19㎡のクラシック/スタンダード、39㎡のキッチネット付きクラシック、58㎡のスイートなど5カテゴリー) |
| 主な施設 | カフェバー&レストラン「Midtown Diner」、ロビーラウンジ、フィットネスセンター、調理設備付きコモンルーム、スキー&バイクストレージ、館内コンビニエンスストア、駐車場、Wi-Fi、全館禁煙 |
| 設計監理 | 不明 |
| 施工会社 | 不明 |
| 事業主体 | パシフィック センチュリー プレミアム ディベロップメンツ(PCPD)※同社公式ポートフォリオに「Midtown Niseko」として掲載。現在の所有者は公式には未公表 |
| 運営 | アコー(Accor) |
(情報は2026年11月時点。開業時期・客室数・施設内容等は変更となる場合があります)
出所
- エイ・エイ・ピー・シー・ジャパン株式会社(アコー広報)プレスリリース(PR TIMES、2026年8月7日)「アコー、北海道・ニセコに「メルキュールニセコリゾート」を2026年冬開業へ」(外観・館内イメージ画像の出典)
- アコー公式予約サイト ALL – Accor 「Mercure Niseko Resort (Opening November 2026)」(開業時期・所在地・客室タイプ・館内設備・シャトル・チェックイン時刻を確認)
- アコー公式予約サイト ALL – Accor https://all.accor.com/hotel/C6U9/index.en.shtml(2026年11月1日閲覧。施設名が「Mercure Niseko Resort (Opening November 2026)」。日単位の開業日の記載は確認できず)
- 北海道新聞 2026年9月10日付報道(二次情報。11月に一部客室を先行開業、全面開業は2031年目標との内容で、公式発表としては確認できていません)
- ミッドタウン ニセコ公式サイト 「Exciting News: Midtown Niseko is Rebranding to Mercure Niseko Resort」(メルキュールへのリブランドの公式告知)
- ミッドタウン ニセコ公式サイト ホームページ(Midtown Dinerの収容規模を確認)
- パシフィック センチュリー プレミアム ディベロップメンツ(PCPD)公式サイト ポートフォリオ「Midtown Niseko」(館内施設・立地・サービス内容を確認)