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【2024年12月18日開業】Wラスベガス(W Las Vegas)/アメリカ・ネバダ州ラスベガス

マリオット・インターナショナルとMGMリゾーツ・インターナショナルは、ラスベガス・ストリップの「マンダレイベイ」キャンパス内にあった全室スイートタワー「デラノ・ラスベガス」を「W ラスベガス」としてリブランドし、2024年12月18日に開業しました。本稿執筆時点(2026年9月)で、W ラスベガスはすでに開業から1年9ヵ月ほどが経過しており、マリオットの「Wホテルズ」ブランドとしてラスベガス市場に定着しつつあります。所在地はラスベガス・ストリップ沿い、マンダレイベイ・リゾート&カジノに隣接する43階建てタワーで、全1,117室のオールスイート仕様です。カジノを持たないノンゲーミングの宿泊特化型タワーで、ゲーミングを楽しみたいゲストは隣接するマンダレイベイのカジノフロアを利用する構成になっています。

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見どころ

このタワーは2003年に「THEhotel at Mandalay Bay」として開業し、2014年に約8,000万ドルを投じた改装を経て「デラノ・ラスベガス」となった建物です。今回の「W ラスベガス」への転換は、2023年7月にMGMリゾーツとマリオットが締結した長期戦略提携「MGMコレクション ウィズ マリオット・ボンヴォイ」の一環で、2024年10月21日に転換方針が発表されてからわずか2ヵ月足らずで開業にこぎつけたスピード転換であることが特徴です。ストリップ沿いの既存の稼働資産に対して、新築を伴わずブランド・サービス水準を短期間で載せ替えるコンバージョン案件であり、MGMコレクションとしてはこれで12軒目のラスベガス・ストリップの参加施設となりました。マリオット・ボンヴォイの会員は世界約9,000軒のマリオット系列ホテルとの相互ポイント・ステータス連携の恩恵を受けられるようになり、MGMリワーズ会員側もマリオット・ボンヴォイでの予約・特典利用が可能になっています。

客室はすべてスイートタイプで、スタンダードスイートでも約725平方フィート(約67平方メートル)とラスベガスの「標準客室」としては最大級の広さを誇り、上層階のVIPスイートは1,500〜2,600平方フィート(約140〜240平方メートル)に達します。開業直後の時点では大規模な改装は行わず、まずはサービス水準やアメニティなどソフト面をWブランド基準に切り替える形でスタートしましたが、マンダレイベイ&ラクソー担当プレジデント兼COOのトラビス・ラン氏が地元紙に語ったところによれば、ルーフトップ、プール、ロビー/アライバルエリア、客室そのものに至るまでキャンパス全体を数年がかりで刷新していく計画が進行中です。館内設備としては、屋外プール「WET Deck」(カバナ・ラウンジチェア完備)、屋内スパ「BATHHOUSE」、フィットネスセンター「FIT」、43階のパノラマバー「Skyfall Panoramic Bar & Lounge」などを備えます。なお、開業時から営業していたアラン・デュカス氏監修のレストラン「Rivea」は、約10年の営業を経て2025年に閉店しており、現在は館内のダイニング構成が入れ替わりの過程にあります。

なお、本記事のタイトルは「今年後半に開業へ」となっていますが、これは2024年10月の転換発表時点のニュースを起点にした見出しであり、実際にはすでに2024年12月18日付で開業済みです。編集部で確認できる公式発表・大手メディア報道のいずれにおいても、2026年に新規開業を予定しているという事実は確認できませんでした。本文は現時点(2026年9月)で確認できる最新の状況として、「開業済み」であることを前提に記載しています。

周辺環境

W ラスベガスは、ラスベガス・ストリップ南端に位置する複合リゾート「マンダレイベイ・リゾート&カジノ」の敷地内にある独立タワーです。徒歩圏内にはマンダレイベイのカジノフロア、コンベンションセンター、シャークリーフ水族館、屋内ビーチ「マンダレイ・ベイ・ビーチ」、ライブ会場「ドルビー・ライブ」などが揃い、ラクソーやエクスカリバーとも近接しています。ストリップ北方向へはモノレールやリゾート間シャトル、タクシー・配車サービスを使って主要カジノリゾート(ベラージオの噴水、ザ・ヴェネチアンなど)へアクセス可能です。ハリー・リード国際空港(LAS)からは車で約10分、約2.5マイルという近さも大きな強みです。

アクセス

3940 South Las Vegas Boulevard, Las Vegas, Nevada 89119, USA(マンダレイベイ・リゾート&カジノ敷地内)

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About the Author

海外在住。旅先で泊まったホテルの数だけ、現地でしか分からない感覚があると思っています。世界各地で相次ぐ新しいホテルの開業を、実際にその街を歩いたことのある視点から追いかけています。

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