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【開業済み・改装中】ジ・オーシャン・クリフス・アット・デイナポイント(The Ocean Cliffs at Dana Point, a JW Marriott Resort)/米国・カリフォルニア州デイナポイント

マリオット・インターナショナルのJWマリオットとアインブリッジ・ホスピタリティは2026年9月15日、米カリフォルニア州デイナポイントで運営する「ラグーナ・クリフス・マリオット リゾート&スパ」を大規模改装し、「ジ・オーシャン・クリフス・アット・デイナポイント、a JWマリオット リゾート(The Ocean Cliffs at Dana Point, a JW Marriott Resort)」として生まれ変わらせる計画を発表しました。客室数371室は維持したまま、宴会施設の拡張、新しいリゾートプール、シェフ主導のシグネチャーレストランの導入などを段階的に進めます。

ジ・オーシャン・クリフス・アット・デイナポイント、a JWマリオット リゾートの完成イメージ(出所:Marriott International)

対象となるのは、デイナポイント・ハーバーを見下ろす断崖上に約40年にわたって立つリゾートです。ヴィクトリア朝様式の建築と屋内外をつなぐ共用空間、カリフォルニア海岸の眺望を特徴としてきた施設で、JWマリオットのポートフォリオに加わることになります。

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注目ポイント3選

① 約40年続く断崖上のリゾートが、371室のままJWマリオットに加わります

対象は、デイナポイント・ハーバーを見下ろす断崖上に立つ「ラグーナ・クリフス・マリオット リゾート&スパ」です。ヴィクトリア朝様式の建築とカリフォルニア海岸の眺望を持つこの施設を、マリオットとアインブリッジ・ホスピタリティが改装し、「ジ・オーシャン・クリフス・アット・デイナポイント、a JWマリオット リゾート」に改める計画を2026年9月15日に発表しました。リブランドの実施時期は公表されていません。

② 約6,000平方フィートの新ボールルームなど、営業しながら3段階で工事を進めます

第1段階でイベントローンとリゾートプール、第2段階でボールルーム・ロビー・レストラン、最終段階でリゾートへの進入路を手がけます。イベントローンは既存の「リチャード・ヘンリー・ダナ・ボールルーム」の隣に移し、複数のイベントを同時に開けるようにします。リゾートの敷地は広げず、隣接するランタン・ベイ・パーク側へは拡張しないと明記されています。

ジ・オーシャン・クリフス・アット・デイナポイントの新しいリゾートプールの完成イメージ
リゾートプールの完成イメージ/提供:The Ocean Cliffs at Dana Point

③ HKSとROAMが、ランタン・ディストリクトやサーフカルチャーを手がかりにデザインを改めます

デザインはHKSとROAMの2社で、デイナポイントの歴史、ペイントされたコテージ群、歴史地区のランタン・ディストリクト、サーフカルチャーを参照しています。館内には海岸沿いのコテージを思わせる造作や海にまつわる工芸品を置き、客室は海岸線を思わせる色調でまとめる方針です。総支配人のBen Ly氏は、シグネチャーレストランと新しいリゾートプールの導入を改装の柱に挙げています。

改装の内容と3段階の工程

改装では、敷地中央に新たなリゾートプールを設けるほか、数エーカー規模へ拡張したイベントローン、新設される約6,000平方フィート(約557平方メートル)のボールルームを含む宴会・会議施設の増強、車寄せとエントランスの再構築、シグネチャーレストランの導入が行われます。イベントローンは既存の「リチャード・ヘンリー・ダナ・ボールルーム」に隣接する位置へ移設され、複数のイベントを同時に開催できる構成に改められます。

館内カフェ・マーケットの完成イメージ
館内の飲食スペースの完成イメージ/提供:The Ocean Cliffs at Dana Point

ロビーはダイニング空間を経て海を望むデッキへ連続する動線となり、宴会前室は屋内外を行き来できる空間として再整備されます。371室の客室は、デザインの方向性に合わせてリフレッシュされます。すでに改修済みのファミリープール、カバナ、キッズクラブ、スプラッシュゾーンは引き続き提供され、地域性を取り入れたプログラムや屋外アクティビティが新たに加わる予定です。

工事はリゾートを営業しながら段階的に進められます。公式サイトによれば、第1段階が新しいイベントローンとリゾートプール、第2段階がボールルーム・ロビー・レストラン、最終段階がリゾートへの進入路です。全体の完了時期については「段階的に進めているため、それぞれの部分の完成時期は異なる」として、具体的な日付は公表されていません。改装期間中も予約はラグーナ・クリフス・マリオットのサイトを通じて受け付けられています。

改装後のイメージ(出所:Marriott International)

デザインはHKSとROAMが担当

デザインはホスピタリティ分野のデザイン事務所であるHKSとROAMの2社が担当します。デイナポイントの歴史、ペイントされたコテージ群、歴史地区であるランタン・ディストリクト、そしてサーフカルチャーを手がかりに、既存のクラシックな意匠を現代的な表現へ読み替える方針が示されています。

海へと続く中庭の完成イメージ
海に向かって開けた中庭の完成イメージ/提供:The Ocean Cliffs at Dana Point

具体的には、カリフォルニアの海岸沿いのコテージを想起させる伝統的な造作、海にまつわる工芸品やアート作品を館内各所に配し、客室はレジデンシャルな雰囲気と海岸線を思わせる色調でまとめるとされています。エントランスの車寄せは、到着の体験を明確に演出する意図で改められます。

総支配人のBen Ly氏は「約40年にわたり、この施設はデイナポイント・ハーバーを見下ろす目印として、地元の人々と訪れる人の双方を迎えてきました」とした上で、「今回の改装は、デザインの一新、新しいデスティネーション型のリゾートプール、シグネチャーレストランの導入、より大きな集いの場によって、デイナポイントで高まりつつある機運に合わせてリゾートを進化させるものです」とコメントしています。

なお、施工を担当する建設会社、総投資額、リブランドの実施時期については、今回の発表では公表されていません。

周辺エリア

デイナポイントは米カリフォルニア州オレンジ郡の南部に位置する海沿いの街で、ロサンゼルスとサンディエゴのほぼ中間にあたります。リゾートはデイナポイント・ハーバーを見下ろす断崖上にあり、隣接してランタン・ベイ・パークが広がっています。リリースでは、リゾートの敷地範囲は変更せず、公園側へ拡張することはないと明記されています。

断崖上に立つリゾートを描いた水彩イラスト
デイナポイントの断崖に立つリゾートのイラスト/提供:The Ocean Cliffs at Dana Point

デイナポイント・ハーバーは現在再整備が進められており、マリオットは今回の改装をこの動きに合わせたタイミングと位置づけています。街の中心部にあたるランタン・ディストリクトには飲食店や商店が集まり、周辺にはドヘニー州立ビーチ、サンクレメンテ、ラグーナビーチといった海岸沿いの目的地が連なります。

同リゾートはオレンジ郡における会議・ウェディング・各種イベントの会場として長く使われてきた施設で、今回の改装でもこの用途の強化が主要な柱に据えられています。運営はアインブリッジ・ホスピタリティが担います。

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About the Author

建築やデザインが好きで、新しいホテルについて日々勉強中です。名の知れた建築家や設計事務所が手がけた物件を見つけると、つい深追いしてしまいます。国内・海外を問わず、空間そのものに物語があるホテルを紹介しています。

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