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【開業済み】Xi Zhe Wuxi, Curio Collection by Hilton/中国・無錫

ヒルトンは2026年9月3日、中国・江蘇省無錫市に「Xi Zhe Wuxi, Curio Collection by Hilton(无锡锡喆寓希尔顿格芮精选)」を開業しました。キュリオ・コレクション by ヒルトンにとって江蘇省で初めての物件で、客室数は105室です。1933年に建てられた歴史的住宅と新築棟を組み合わせた構成で、開発は恒隆地産(ハンルン・プロパティーズ)、運営はヒルトンが担います。

Xi Zhe Wuxi, Curio Collection by Hilton 外観(画像:ヒルトン公式リリース)
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注目ポイント3選

① 1933年に建てられた住宅を新築棟とつなぎ、105室のホテルに再構成しました

ホテルの起点は、東大街118号にあった住宅です。公式リリースによれば、この建物は1933年に無錫の実業家・張孝成(Zhang Xiaocheng)氏と、産婦人科医だった妹の張楚権(Zhang Chuquan)氏によって建てられました。この歴史的住宅を新築棟とあわせて再構成し、105室の客室とスイートを両方の棟に配置しています。キュリオ・コレクション by ヒルトンにとって江蘇省で初めての物件で、開発は恒隆地産(ハンルン・プロパティーズ)、運営はヒルトンが担います。所在地は無錫恒隆広場(Wuxi Center 66)の敷地内です。

② フロントデスクは漢方薬棚、ロビーの螺旋階段は旧居の階段がモチーフです

インテリアには江南地方の伝統建築の意匠が取り入れられています。フロントデスクはかつての診療所にあった漢方薬棚をモチーフにしたもので、ロビーの螺旋階段は張孝成氏の旧居にあった階段を踏まえたデザインです。客室は庭園を望む構成が基本で、一部には専用の中庭が付きます。床はテラゾー、カーペットはアールデコ調で、ベッドサイドの照明は宮灯を発想源としています。無錫の市花である梅をかたどったスツールも置かれています。ロビーの一角には「Artist Center」が設けられ、文化プログラムを定期的に開催する計画です。

ロビー(画像:ヒルトン公式リリース)
客室(画像:ヒルトン公式リリース)

③ 旧居の中にフレンチビストロがあり、プールは屋内外に4つ備えています

レストランは2軒です。「SANWEI Bistro」は江南の食文化を土台に、無錫の伝統的な味わいと現代的な調理技法を組み合わせた料理を出し、紫砂の茶器を使った茶の儀礼や無錫の民謡の演奏も行われます。「Now and Then – French Bistro & Bar」は張孝成氏の旧居内にあり、レンガと木材の建物のなかで現代的なミクソロジーを提供します。プールは屋内・屋外・ハイドロセラピー・子ども用の4つで、プールバーが併設されています。

SANWEI Bistro(画像:ヒルトン公式リリース)

ホテル名の由来と館内設備

ホテル名の「Xi Zhe(锡喆)」について、公式リリースは「Xi(锡)」が無錫に由来し、「Zhe(喆)」は二つの吉祥文字を組み合わせて二重の祝福を表す、と説明しています。新築棟と歴史的住宅が並び立つ構成そのものを名前が示しているという位置づけです。

ウェルネスとしてサウンドボウルセラピーやガイド付きのブリージングセッションが用意されるほか、24時間対応のフィットネスセンター、多目的のミーティングスペースがあり、ペット同伴にも対応します。なお、設計を担当した建築事務所・デザイン会社、および施工会社は公式リリースに記載がありません。

ヒルトンは中国でライフスタイルブランドの拡大を進めており、公式リリースの時点で中国国内に開業済みの物件を持つライフスタイルブランドは、キャノピー、キュリオ・コレクション、タペストリー コレクション、モットー by ヒルトンの4つです。キュリオ・コレクションは2017年の三亜(海南島)でのアジア太平洋初進出以降、廈門、広州、杭州、青島、洛陽へと展開しています。

周辺エリア

ホテルが建つのは無錫の歴史文化エリアの中心部で、周囲には作家・銭鍾書(Qian Zhongshu)、外交官・薛福成(Xue Fucheng)、二胡奏者の華彦鈞(阿炳/Hua Yanjun, Abing)といった人物の旧居が点在します。近隣には崇安寺、南禅寺、清名橋歴史文化街区、恵山古鎮といった見どころがあり、公式リリースはこれらとホテル自身の100年の物語をあわせて無錫の文化をたどる体験として位置づけています。ホテルは同市の中心業務地区にあたるエリアにも立地します。

アクセス

中国 江蘇省無錫市梁溪区健康路65号(No. 65 Jiankang Road, Liangxi District, Wuxi, Jiangsu Province, China)

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About the Author

海外在住。旅先で泊まったホテルの数だけ、現地でしか分からない感覚があると思っています。世界各地で相次ぐ新しいホテルの開業を、実際にその街を歩いたことのある視点から追いかけています。

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