MENU
カテゴリー

【開業済み】Motto by Hilton Guadalajara/メキシコ・グアダラハラ

ヒルトンは2026年8月31日、メキシコ・ハリスコ州グアダラハラの歴史地区に、ライフスタイルブランド「モットー by ヒルトン」の「Motto by Hilton Guadalajara Centro Historico(モットー by ヒルトン グアダラハラ セントロ・イストリコ)」が開業したと発表しました。1950年代のアールデコ建築を改修した全154室のホテルで、メキシコ国内では2軒目のモットーとなります。グアダラハラ発祥の地とされるプラサ・フンダドーレスから1ブロックという歴史地区の中心に位置しています。

「Motto by Hilton Guadalajara Centro Historico」メインエントランス @出典:Hilton

建物はもともと1950年代にアグスティン・アセベド(Agustín Acevedo)の設計で集合住宅として建てられたもので、ヒルトンはこれを「機能主義的アールデコ建築のローカルな表現」と説明しています。今回の改修によって、モダニズム期の遺産を受け継ぎながらグアダラハラ歴史地区で新たな役割を担う建物として生まれ変わりました。都心の一等地、コンパクトに設計された客室、土地に根ざした体験という、モットーというブランドが掲げる考え方を体現する物件と位置づけられています。

客室は柔軟性を重視して設計されており、多機能な家具に加えて、ヒルトンが業界に先駆けて導入した「コンファームド・コネクティングルーム」の仕組みを備えます。予約の時点でコネクティングルームでの滞在を確約できるもので、本ホテルでは69室がコネクティング対応、最大3室までをつなげて利用できます。ロフト形状を採り入れた二段ベッドの客室(バンクルーム)も用意され、グループや家族連れなど人数の読みにくい旅程にも対応する構成となっています。

ロフト形状を採り入れたバンクルーム @出典:Hilton

パブリックスペースは2つの料飲施設を軸に構成されました。フルサービスのレストラン「ラ・ビエンケリダ(La BienQuerida)」は、メキシコの伝統的なカンティーナを現代的に解釈したコンセプトで、地域性を映した料理と飲み物を提供します。もう一方の「ドニャ・エルビラ(Doña Elvira)」はカフェで、メキシコの伝統的なパンとアルチザンコーヒーを扱います。いずれも宿泊者だけでなく地元の人々が集まる場として想定されており、街と滞在者を接続するというブランドの狙いが料飲施設の設計に反映されています。

ホテルを所有・開発したのはメキシコの事業者グルポ・メガテラ(Grupo Megaterra)。ヒルトンでカリブ海・中南米地域のブランドマネジメントを担当するマキシム・フェルストラーテ(Maxime Verstraete)バイスプレジデントは「グアダラハラは文化と創造性、エネルギーによって特徴づけられる都市であり、モットーというブランドにとって自然な適地だ」とコメントしています。ヒルトンはカリブ海・中南米地域で300軒超のホテルを営業しており、150軒超が開発パイプラインにあるとしています。

Index

周辺環境

ホテルはグアダラハラ歴史地区(セントロ・イストリコ)の中心にあり、発表資料によれば、市の発祥の地とされるプラサ・フンダドーレスからわずか1ブロックの距離にあります。徒歩圏には、19世紀に建てられた歌劇場デゴジャード劇場(Teatro Degollado)、ホセ・クレメンテ・オロスコの壁画で知られユネスコ世界遺産に登録されているカバーニャス施療院(Instituto Cultural Cabañas)、グアダラハラ大聖堂、そして地元の食文化に触れられるサン・フアン市場(San Juan Market)といった、市を代表する文化施設・観光スポットが集まります。歴史と建築、地域の日常が重なるエリアであり、街を内側から体験したい旅行者に向けた立地とされています。

宿泊者と地元の人々が交わる社交空間として設計されたロビーコモンズ @出典:Hilton

アクセス

Pedro Moreno #156, Colonia Centro, Guadalajara, Jalisco 44100, Mexico(メキシコ・ハリスコ州グアダラハラ市 コロニア・セントロ ペドロ・モレノ通り156番地)
プラサ・フンダドーレスから1ブロック。最寄りの空港からの所要時間は公表されていません。なお公式サイトによれば、当ホテルに駐車場(自走式・バレー等)は用意されていません。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

About the Author

海外在住。旅先で泊まったホテルの数だけ、現地でしか分からない感覚があると思っています。世界各地で相次ぐ新しいホテルの開業を、実際にその街を歩いたことのある視点から追いかけています。

Index