大阪市此花区桜島、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の隣接地で進む大規模ホテル開発「Osaka Sakurajima Resort(オオサカ・サクラジマ・リゾート)」が、2025年12月18日に本格着工しました。開業予定は2029年で、総客室数は817室。IHGホテルズ&リゾーツにとって日本における最大規模の新築ホテル開発案件となります。
1棟の建物にインターコンチネンタル244室、キンプトン246室、ホリデイ・イン リゾート327室の3ブランドを収容する構成で、IHG・ANA・ホテルズグループジャパンは国内初のトリプルブランドホテルと位置づけています。設計・施工は鹿島建設が担当します。

計画のハイライト
最大の特徴は、ラグジュアリー・ライフスタイル・リゾートという性格の異なる3ブランドを同一建物内に併存させる点です。インターコンチネンタル244室がラグジュアリー層を、キンプトン246室がライフスタイル志向の旅行者を、ホリデイ・イン リゾート327室がファミリーや団体利用をそれぞれ受け止める想定で、合計817室を一体運営します。IHG・ANA・ホテルズグループジャパンは、この構成を日本初のトリプルブランドホテルと説明しています。
建物は地上14階・地下1階のSRC造・S造で、延床面積は約100,494㎡、敷地面積は約17,246㎡です。設計・施工を鹿島建設が一括で手がけ、事業主体は鹿島建設・日本郵政不動産・SMFLみらいパートナーズ・京阪神ビルディングが出資する合同会社桜島開発です。運営はIHGホテルズ&リゾーツが担います。

インテリアデザインはブランドごとに分担され、インターコンチネンタルをG.A. DESIGN INTERNATIONAL LIMITED、キンプトンをWhite Jacket Pte. Ltd.、ホリデイ・イン リゾートをILYA CORPORATIONが担当します。USJオフィシャルホテルとしての運営も予定されており、テーマパーク来訪者の滞在拠点としての機能が見込まれています。
周辺エリア
建設地の大阪市此花区桜島エリアは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの玄関口として国内外から多くの観光客が訪れるエリアです。テーマパークに隣接しながら安治川に面した水辺空間を有し、都市観光とリゾート性を併せ持つ立地となっています。
周辺では夢洲エリアの大規模再開発や大阪IR計画、鉄道・道路を含む交通インフラ整備が進行しており、此花区一帯では観光都市としての機能強化が見込まれています。本計画は、こうした広域的な都市再編のなかで宿泊機能を担う施設として位置づけられています。

アクセス
所在地:大阪府大阪市此花区桜島一丁目506番・507番(予定)
- JRゆめ咲線「ユニバーサルシティ」駅から徒歩約6分
- JR大阪駅から約20分
- 大阪国際空港(伊丹)・関西国際空港からのアクセスにも対応
施設概要
| 事業名 | Osaka Sakurajima Resort(オオサカ・サクラジマ・リゾート) |
|---|---|
| ブランド | インターコンチネンタル/キンプトン/ホリデイ・イン リゾート |
| 所在地 | 大阪府大阪市此花区桜島一丁目506番・507番(予定) |
| 客室数 | 合計817室(インターコンチネンタル244室/キンプトン246室/ホリデイ・イン リゾート327室) |
| 延床面積 | 約100,494㎡ |
| 敷地面積 | 約17,246㎡ |
| 階数 | 地上14階・地下1階 |
| 構造 | SRC造・S造 |
| 用途 | ホテル、レストラン、付帯施設 |
| 設計 | 鹿島建設株式会社 |
| 施工会社 | 鹿島建設株式会社 |
| インテリアデザイン | インターコンチネンタル:G.A. DESIGN INTERNATIONAL LIMITED/キンプトン:White Jacket Pte. Ltd./ホリデイ・イン リゾート:ILYA CORPORATION |
| 事業主体 | 合同会社桜島開発(鹿島建設、日本郵政不動産、SMFLみらいパートナーズ、京阪神ビルディング) |
| 運営 | IHGホテルズ&リゾーツ |
| 着工 | 2025年12月18日 |
| 開業予定 | 2029年 |
鹿島建設が施工を担う大型プロジェクトは各地で進行中です。箱根・仙石原では、2018年に閉館した旧パレスホテル箱根跡地で(仮称)パレスホテル箱根 建替計画が進んでおり、2029年1月〜3月の完成を予定しています。また浜松町の世界貿易センタービル建替えでは、アコー最高級ブランド「ラッフルズ」日本初進出となるラッフルズ東京が2029年開業を予定しています。