ラディソン ホテル グループのラグジュアリーライフスタイルブランド「ラディソン コレクション」が、パリのオペラ地区に2026年第4四半期(公式表記 Q4 2026)の開業を目指して改修を進めています。1907年に銀行本店として建てられたベル・エポック様式の歴史的建築を全面リノベーションした全90室の物件で、ギャラリー・ラファイエットとオペラ座ガルニエが徒歩圏という立地です。

ラディソン コレクションとは
ラディソン コレクションはラディソン ホテル グループが展開するラグジュアリーライフスタイルブランドです。各物件が建築・デザイン・地域文化との深い繋がりを体現することを重視しており、欧州や中東の主要都市に展開しています。フランス国内では、このパリの物件がブランドにとって大きな節目となります。
ホテルの見どころ
建物の最大の見どころは、エッフェル塔の設計者として知られるギュスターヴ・エッフェルが手がけた大階段です。1907年築のこの建物は銀行として使われたのち2009年にホテルへ転用されましたが、今回のリノベーションではベル・エポック様式のファサードと古典的な建築ディテール、そしてこの階段が保存されます。歴史的建造物としての価値を残しながら、現代のパリらしいエレガンスを重ねる方針です。
もうひとつの注目点は、旧銀行の金庫室の使い方です。地下の金庫室は最新設備のジムとウェルネス施設に生まれ変わる計画で、19世紀のアトリウムはレセプション、バー、レストランを収める中心空間として活用されます。金庫室をスパやフィットネスに転用する手法は世界のラグジュアリーホテルで見られるようになってきましたが、パリの事例はまだ限られています。
立地も強みです。ホテルはラ・ファイエット通り(rue de La Fayette)とピレ=ウィル通りの角に位置し、公式発表でも「ギャラリー・ラファイエットとオペラ座ガルニエから数歩」と紹介されています。ショッピング、観劇、ビジネスのいずれの目的でも動きやすいアドレスです。
周辺エリア
オペラ地区はパリ9区に位置し、オペラ座ガルニエを中心にオスマン大通りやラ・ファイエット通りが交差する商業・文化の要衝です。ギャラリー・ラファイエットとプランタンという2大デパート、そして高級ブランドのブティックが集まり、地下鉄の複数路線が乗り入れるパリでも屈指のアクセスの良さを誇ります。老舗のカフェやビストロも多く、観光とビジネスの両方の拠点になります。
アクセス
所在地:9, rue de La Fayette, 75009 Paris, France(rue Pillet-Willとの角)
- ギャラリー・ラファイエット オスマンから徒歩数分
- オペラ座ガルニエから徒歩約5分
- パリ北駅(ユーロスター等の国際列車)から徒歩約15分
- シャルル・ド・ゴール空港からRERまたはタクシーで約40分
施設概要
| 正式名称 | Banke Opera Paris, A Radisson Collection Hotel(バンク オペラ パリ ア ラディソン コレクション ホテル) |
|---|---|
| ブランド | Radisson Collection(ラディソン コレクション/ラディソン ホテル グループ) |
| 所在地 | 9, rue de La Fayette, 75009 Paris, France |
| オーナー | スペインの大手ファミリーオフィス(社名は非公開) |
| 建物 | 1907年築・旧銀行本店(2009年にホテルへ転用) |
| 設計・インテリアデザイン | 不明(公式発表なし) |
| 施工会社 | 不明 |
| 客室数 | 90室 |
| 付帯施設(予定) | 19世紀アトリウム(レセプション・バー・レストラン)、旧金庫室を転用したジム&ウェルネス施設、ミーティング&イベントスペース |
| 特記 | ギュスターヴ・エッフェル設計とされる歴史的大階段を保存 |
| 開業予定 | 2026年第4四半期(公式表記 Q4 2026) |
(情報は2026年10月時点。開業時期・施設内容等は変更となる場合があります)
出所
- Radisson Hotel Group 公式プレスリリース(2026年1月28日。開業時期の公式表記は Q4 2026) 「Radisson Hotel Group secures landmark signings in France」