ヒルトンのライフスタイルブランド「キャノピー・バイ・ヒルトン」が、2026年9月に米ユタ州パークシティで「キャノピー ディアバレー(Canopy Deer Valley)」を開業しました。客室数は180室で、キャノピー・バイ・ヒルトンとしては初のスキーリゾート立地、かつユタ州初進出の案件となります。所在地はディアバレー・リゾートが進める新エリア「ディアバレー・イースト・ビレッジ」で、ジョーダネル・エクスプレス・ゴンドラの乗り場に隣接します。

開発はニューヨークを拠点とするエクステル・デベロップメント・カンパニー(Extell Development Company)が手がけました。設計とインテリアデザインはDLRグループが担当し、ブレイトンヒューズ・デザインスタジオ、ザ・リチャードソン・デザイン・パートナーシップと協働しています。総支配人はアンドリュー・ケアリー氏が務めます。
注目ポイント3選
① ブランド初のスキーリゾート立地で、ゴンドラ乗り場の徒歩圏にあります
キャノピー・バイ・ヒルトンにとって初のスキーリゾート立地で、ユタ州初進出でもあります。所在地はディアバレー・リゾートが開発を進める新エリア「ディアバレー・イースト・ビレッジ」。ジョーダネル・エクスプレス・ゴンドラの乗り場まで歩いて行け、館内にはスキーレセプションロビーとスキーロッカールームが設けられています。プール、ホットタブ、サウナ、ゴルフシミュレーターもあり、地下2層の駐車場は176台分。ヒルトン・オナーズ会員はデジタルキーや会員料金などの特典を使えます。
② 銀鉱山の町の歴史を下敷きにした、DLRグループ設計のマウンテンロッジです
設計とインテリアデザインはDLRグループで、ブレイトンヒューズ・デザインスタジオ、ザ・リチャードソン・デザイン・パートナーシップと協働しました。着想源はパークシティが銀鉱山の町として栄えた歴史です。外装は熱処理木材、内部は地元産の石材や木の仕上げと工業的な素材の組み合わせ。180室の客室にはキャノピー専用のヘッドボードとスキーのシュプールを模したラグが入り、窓からはディアバレー・リゾートの斜面とジョーダネル貯水池が見えます。


③ スコット・ラックリフ氏が率いる4つの飲食施設が入っています
エグゼクティブシェフは、イレブン・マディソン・パークやダイネックス・グループを経たスコット・ラックリフ氏です。イタリアンのトラットリア「Tavolona」、ピッツァとカクテルのラウンジ「Fornetto」、パークシティ・コーヒー・ロースターズの豆を使うカフェ兼売店「Mountain Provisions」、ハイ・ウエスト・ディスティラリーなどの製品を揃えるルーフトップラウンジ「Alpine Attic」の4施設。DLRグループによれば、飲食関連の面積は9,600平方フィート(約892平方メートル)を超えます。

周辺エリア
ホテルが立つディアバレー・イースト・ビレッジは、ディアバレー・リゾートが進める大規模なゲレンデ拡張の拠点となる新設のベースエリアです。滑走エリアの拡大に加えて、飲食・物販・エンターテインメント施設、レクリエーションプログラム、子ども向けセンターが整備され、世界最大級とされるスキービーチ(ゲレンデに面した滞留広場)も設けられます。分譲住宅の供給も計画されています。
眼下に広がるジョーダネル貯水池は夏場のボートや釣りの目的地で、冬以外の季節もホテルの需要を支えます。旧鉱山町の街並みが残るパークシティ中心部のメインストリートや、隣接するパークシティ・マウンテンへも車で移動できる距離にあり、スキーシーズン以外も含めた通年利用が想定されています。

アクセス
2288 West Deer Hollow Road, Park City, Utah 84036, USA
ソルトレイクシティ国際空港から車でおよそ40分です。ホテルからジョーダネル・エクスプレス・ゴンドラの乗り場までは徒歩圏で、宿泊者は滞在先から直接ゲレンデへ上がることができます。
施設概要
| 施設名 | キャノピー ディアバレー(Canopy Deer Valley) |
|---|---|
| 所在地 | 2288 West Deer Hollow Road, Park City, Utah 84036, USA |
| 開業 | 2026年9月(開業済み) |
| 客室数 | 180室 |
| ブランド | キャノピー・バイ・ヒルトン(ブランド初のスキーリゾート立地・ユタ州初進出) |
| 運営 | ヒルトン |
| 開発事業者 | エクステル・デベロップメント・カンパニー |
| 設計・インテリアデザイン | DLRグループ(ブレイトンヒューズ・デザインスタジオ、ザ・リチャードソン・デザイン・パートナーシップと協働) |
| 施工会社 | 不明 |
| 飲食施設 | Tavolona(イタリアン)、Fornetto(ラウンジ)、Mountain Provisions(カフェ・売店)、Alpine Attic(ルーフトップラウンジ) |
| 主な施設 | プール、ホットタブ、スチームルーム、サウナ、フィットネスセンター、ゴルフシミュレーター、スキーレセプションロビー、スキーロッカールーム、会議施設、地下駐車場176台 |
| 総支配人 | アンドリュー・ケアリー |
出所
- ヒルトン公式ニュースルーム「Canopy Deer Valley Debuts in Deer Valley East Village」(2026年9月10日)https://stories.hilton.com/releases/canopy-deer-valley-debuts
- ヒルトン公式ニュースルーム「Hilton Announces Plans for Canopy by Hilton’s First Ski Destination Hotel at New Deer Valley East Village」https://stories.hilton.com/releases/hilton-announces-plans-for-canopy-by-hiltons-first-ski-destination-hotel-at-new-deer-valley-east-village
- DLRグループ公式サイト「Alpine Charm and Refined Luxury: Utah’s First Canopy by Hilton」https://www.dlrgroup.com/firm-news/canopy-hilton-deer-valley-design/