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【2029〜2030年開業予定】IHG、豪ニューカッスル&ゴスフォードに2軒(Crowne Plaza Newcastle/Hotel Indigo Gosford)/オーストラリア・ニューサウスウェールズ州

IHG Hotels & Resorts(IHG)は2026年9月16日、オーストラリア・シドニーの不動産デベロッパー Urban Property Group(アーバン・プロパティ・グループ)とのパートナーシップを拡大し、ニューサウスウェールズ州(NSW)に「Crowne Plaza Newcastle」(171室・2029年後半開業予定)と「Hotel Indigo Gosford」(152室・2030年半ば開業予定)の2軒を新たに開発すると発表しました。両社の提携は2025年に契約した「Crowne Plaza Parramatta」と合わせてNSW州で3軒となります。

左:Crowne Plaza Newcastle、右:Hotel Indigo Gosford の建築イメージ(出所:IHG Hotels & Resorts)

今回の2件は、いずれもUrbanが手がける大規模複合開発の中核施設として計画されています。IHGにとっては、シドニー都市圏だけでなくNSW州の地方中核都市へブランドを展開する動きにあたります。発表はシドニー発で行われ、IHGのアジア太平洋地域を統括するマット・トリポローネ(Matt Tripolone)氏は「この12か月でUrban Property Groupと3件の新規プロジェクトを契約した」と述べ、提携の進展を強調しています。

ニューカッスルの複合開発の低層部イメージ
複合開発の低層部と歩行者空間のイメージ/提供:Urban Property Group
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注目ポイント3選

① Urban Property Groupとの提携で、NSW州の地方都市に2軒が計画されています

IHG Hotels & Resortsは2026年9月16日、シドニーのデベロッパー Urban Property Group との提携を広げ、ニューサウスウェールズ州に「Crowne Plaza Newcastle」と「Hotel Indigo Gosford」を開発すると発表しています。2025年に契約した「Crowne Plaza Parramatta」と合わせ、両社の案件はNSW州で3軒になります。IHGにとっては、シドニー都市圏の外にある地方中核都市へブランドを広げる動きです。

② Crowne Plaza Newcastleは43階建て複合開発の中で171室とボールルームを備えます

Crowne Plaza Newcastleは、交通結節点のニューカッスル・インターチェンジに隣接するUrbanの複合開発に組み込まれます。開発全体は43階建てで、171室のホテルと219戸の住宅で構成される計画です。ホテルにはオールデイダイニング、ロビーバー、550平方メートルを超えるミーティング&イベントスペース(うち425平方メートルのボールルーム)、プールが設けられます。開業は2029年後半を予定しています。

ニューカッスルの複合開発の街路イメージ
ニューカッスル・インターチェンジ側の街路イメージ/提供:Urban Property Group

③ Hotel Indigo Gosfordはホテルインディゴのセントラルコースト初進出になります

Hotel Indigo Gosfordは、Urbanが段階的に進める「The Waterfront」プリシンクトの一部として計画されています。152室の客室からはブリスベン・ウォーターを望み、地域に開かれたカフェ&バー、ルーフトッププール、ウェルネス施設を備える予定です。IHGによれば、ホテルインディゴがセントラルコースト地域に進出するのはこれが初めてです。開業は2030年半ばの予定で、デザインは周辺地区の個性から着想を得る形で組み立てられるとしています。

2つの複合開発の核となる2軒

Crowne Plaza Newcastle は、交通結節点であるニューカッスル・インターチェンジ(Newcastle Interchange)に隣接するUrbanの複合開発に組み込まれます。開発全体は43階建てで、171室のホテルに加えて219戸の住宅が併設される計画です。ホテルにはオールデイダイニング、ロビーバー、550平方メートルを超えるミーティング&イベントスペース(うち425平方メートルのボールルームを含む)、プール、ランドスケープを施したパブリックスペースが設けられます。IHGはこの開業により、クラウンプラザブランドをニューカッスルに再び展開することになります。

クラウンプラザ ニューカッスルが入る複合開発の外観イメージ
ニューカッスル・ウィッカム地区の複合開発(外観イメージ)/提供:Urban Property Group

Hotel Indigo Gosford は、Urbanが開発する「The Waterfront」プリシンクトの一部として計画されています。152室の客室からはブリスベン・ウォーター(Brisbane Water)を望み、地域に開かれたカフェ&バー、ルーフトッププール、ウェルネス施設を備えます。デザインとゲスト体験は、ホテルインディゴのブランド方針に沿って、その土地の物語や周辺地区の個性から着想を得る形で組み立てられるとしています。IHGによれば、ホテルインディゴがセントラルコースト地域に進出するのはこれが初めてです。

トリポローネ氏は「地方都市での成長は、オーストラリアにおける当社戦略の重要な一部です。とくにインフラ、観光、大型開発への継続的な投資が続く市場では意義があります。ニューカッスルとセントラルコーストはいずれも重要な来訪者・経済の中心地であり、高品質な国際ブランドホテルの長期的なポテンシャルが大きいと見ています」とコメントしています。

一方、Urban Property Group共同CEOのパトリック・エリアス(Patrick Elias)氏は「昨年Crowne Plaza Parramattaを契約して以降、IHGとの提携は急速に広がってきました」としたうえで、「ホスピタリティは当社の住宅・商業・リテール事業の自然な延長であり、完成された目的地と体験をつくる助けになります」と述べています。Urbanはシドニーを拠点に約40年にわたりNSW州で建設を手がけてきた家族経営のデベロッパー兼ビルダーで、現在NSW州全体で10,500戸以上の住宅を手がけており、2026年には3,547戸が施工中になるとしています。

周辺エリア

ニューカッスルはシドニーの北約160キロメートルに位置するNSW州第2の都市で、ハンター地方(Hunter Region)の中心にあたります。IHGは、同市が大規模なインフラ投資、人口増加、ビジネス・イベント・観光需要の拡大を背景に大きく変化していると説明しており、Crowne Plaza Newcastleはこの流れに対して上級クラスの宿泊とMICE機能を補完する位置づけになります。建設地はニューカッスル・インターチェンジに隣接するウィッカム(Wickham)地区で、Urbanが同地区で300戸超の住宅とホテル・リテールを計画している一帯です。

ゴスフォードはシドニーとニューカッスルの中間に位置するセントラルコースト地域の中心都市で、入り江状の水域ブリスベン・ウォーターに面しています。IHGはセントラルコーストをNSW州有数の地方観光目的地と位置づけ、ゴスフォードのCBDとウォーターフロントへの投資が同市の商業・住宅・観光ハブとしての性格を強めていると説明しています。Hotel Indigo Gosfordが入る「The Waterfront」は、Urbanが段階的に進める複合開発で、ステージ1では134戸の住宅がすでに完成し、さらに233戸の住宅とホテル、リテールが計画段階にあるとされています。

ブリスベン・ウォーター越しに見るゴスフォードのThe Waterfront
ホテル インディゴ ゴスフォードが計画されるThe Waterfront(ステージ1の住宅棟)/提供:Urban Property Group

アクセス

Crowne Plaza Newcastle(ニューカッスル)

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About the Author

海外在住。旅先で泊まったホテルの数だけ、現地でしか分からない感覚があると思っています。世界各地で相次ぐ新しいホテルの開業を、実際にその街を歩いたことのある視点から追いかけています。

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