ヒルトンは2026年9月7日、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州パラマタに「ダブルツリー by ヒルトン パラマタ」の開発契約を締結したと発表しました。所在地は34 Hassall Street、客室数は100室で、開業予定は2028年第4四半期です。デベロッパーはデイコープ・グループ(Deicorp Group)、運営はトリロジー・ホテルズ(Trilogy Hotels)が担い、ヒルトンとしては初めてパラマタ市場に参入することになります。

注目ポイント3選
① ヒルトン初のパラマタ進出で、デイコープの複合開発「コスモポリタン」の一角に入ります
コスモポリタンは住宅・商業・リテールを含む複合開発で、ホテル部分はヒルトンとのフランチャイズ契約で運営されます。デイコープ・グループは1999年創業の非上場デベロッパーで、グレーター・シドニーの交通結節点に近い開発を手がけてきました。所在地は34 Hassall Streetで、ライトレール「ロビン・トーマス」停留所に隣接します。

② 20〜45平方メートルの100室に、667平方メートルのイベントスペースを組み合わせます
客室数は100室で、広さには20平方メートルから45平方メートルまで幅があります。会議室、ボードルーム、プレファンクションスペースを合わせたイベントスペースが667平方メートル、ほかにオールデイダイニングのレストランとラウンジ、フィットネス・ウェルネス施設が計画されています。設計・施工会社は公表されていません。開業は2028年第4四半期の予定です。


③ 運営は24軒・3900室超を抱える独立系のトリロジー・ホテルズが担います
トリロジー・ホテルズはオーストラリア国内で事業を行うホテルマネジメント会社で、2026年7月時点のポートフォリオとパイプラインは24軒・3900室超です。ヒルトン・オーストラレーシアのトゥシャール・ラニガ氏は、パラマタを「シドニーの第2のCBD」と位置づけています。周辺にはパラマタ スクエアやウェストミード医療地区、西シドニー大学があり、法人・医療・教育の需要が重なる立地です。
周辺エリア
パラマタはシドニー中心部の西に位置する都市で、ヒルトンの発表では「シドニーの第2の中心業務地区(セカンドCBD)」として位置づけられています。人口増加と公共交通への大型投資が続いており、法人、行政、教育、医療、レジャーと需要の層が分散している点が市場としての特徴に挙げられています。
ホテルの周辺には、行政・商業機能が集積するパラマタ スクエア(Parramatta Square)、パラマタ川の船着き場であるパラマタ ワーフ(Parramatta Wharf)があります。少し離れた場所には、大規模な病院と研究機関が集まるウェストミード医療地区(Westmead Health Precinct)と、西シドニー大学(Western Sydney University)が立地しており、これらが医療・教育関連の滞在需要を支える存在となります。
アクセス
所在地:34 Hassall Street, Parramatta, New South Wales, Australia
- ライトレール「ロビン・トーマス(Robin Thomas)」停留所に隣接
- パラマタ駅(Parramatta Railway Station)、パラマタ ワーフへアクセス可能
- パラマタ スクエア、ウェストミード医療地区、西シドニー大学が周辺に立地
施設概要
| 名称 | DoubleTree by Hilton Parramatta(ダブルツリー by ヒルトン パラマタ) |
|---|---|
| 所在地 | 34 Hassall Street, Parramatta, New South Wales, Australia |
| 開業予定 | 2028年第4四半期 |
| 客室数 | 100室(20〜45平方メートル) |
| ブランド | ダブルツリー by ヒルトン(ヒルトンのパラマタ初進出) |
| デベロッパー | デイコープ・グループ(Deicorp Group)/複合開発「Cosmopolitan」の一部 |
| 運営 | トリロジー・ホテルズ(Trilogy Hotels) |
| 契約形態 | フランチャイズ契約 |
| 飲食施設 | オールデイダイニングのレストランおよびラウンジ |
| イベントスペース | 667平方メートル(会議室、ボードルーム、プレファンクションスペース) |
| その他施設 | フィットネス・ウェルネス施設 |
| 設計監理 | 不明 |
| 施工会社 | 不明 |
| 発表日 | 2026年9月7日(ヒルトン) |