ヒルトンは2026年9月7日、インドネシア・バタム島初となる自社ブランドホテル「ヒルトン・ガーデン・イン・バタム・シティセンター(Hilton Garden Inn Batam City Centre)」の開発契約を締結したと発表しました。客室数は199室で、2028年の開業を予定しています。開発はインドネシアのPT. Sabang Raya Investama(サバン・ラヤ・インベスタマ)が手がけ、運営はヒルトンが受託します。

建設地はバタム市の中心業務地区(CBD)で、商業・行政の集積するルブック・バジャ(Lubuk Baja)地区とバタム・センター(Batam Centre)地区、そしてハン・ナディム国際空港へのアクセスが確保される立地とされます。バタム島はシンガポールからフェリーで結ばれるリアウ諸島州の島で、これまでウェスティンやグランドメルキュール、アートテルなどが進出してきたが、ヒルトンにとっては同島で初めての案件となります。ヒルトンはインドネシア国内で18軒を運営中、さらに16軒を開発パイプラインに抱えており、本件はその一つに加わります。

199室の客室構成はスタンダードルーム、ファミリールーム、スイートの3タイプ。館内には終日営業のオールデイダイニングとバーを設けるほか、フィットネスセンター、スイミングプールを備えます。宴会・会議機能は900平方メートルを超える規模で、ボールルーム1室と会議室6室で構成されます。ヒルトン・オナーズの対象施設となる予定。
ヒルトンは本ホテルについて、法人出張とMICE(会議・報奨旅行・国際会議・展示会)、シンガポールやマレーシアからの週末レジャー、ゴルフ・ウェルネス目的の旅行、さらにメディカルツーリズム関連の滞在需要を取り込む位置づけとしています。東南アジア・オーストラレーシア開発担当バイスプレジデントのマリア・アリイズミ(Maria Ariizumi)氏は「バタムはシンガポールとマレーシアに近接し、交通網と拡大する訪問者経済に支えられて、ビジネスとレジャーの双方で重要な目的地として成長を続けている」とコメントしています。
ヒルトン・ガーデン・インはヒルトンのアップスケール帯を担うブランドで、49カ国・地域に860軒以上を展開します。日本では開業済みのヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらいに続き、ヒルトン・ガーデン・イン長崎中華街が2027年前半の開業を予定しており、アジア太平洋地域での出店が続いています。
注目ポイント3選
① バタム島で初めてのヒルトン、CBDに199室
ヒルトンにとってバタム島で初めての案件です。同島にはこれまでウェスティンやグランドメルキュール、アートテルが進出してきました。建設地はバタム市の中心業務地区で、ルブック・バジャ地区とバタム・センター地区、ハン・ナディム国際空港へのアクセスが確保される立地とされています。客室は199室、開業は2028年の予定です。開発はPT. Sabang Raya Investamaが手がけます。
② 900平方メートル超の宴会・会議スペース
宴会・会議機能は900平方メートルを超え、ボールルーム1室と会議室6室で構成される計画です。ヒルトンが挙げる需要層には、法人出張とMICEが含まれます。客室はスタンダードルーム、ファミリールーム、スイートの3タイプ。オールデイダイニングとバー、フィットネスセンター、スイミングプールも備え、ヒルトン・オナーズの対象施設となる予定です。
③ シンガポール・マレーシアからの週末需要を見込む
シンガポールからはフェリーで結ばれ、所要はおおむね1時間前後です。ヒルトンは、シンガポールやマレーシアからの週末レジャー、ゴルフ・ウェルネス目的の旅行、メディカルツーリズム関連の滞在も取り込む方針を示しています。インドネシア国内では18軒を運営し、16軒を開発パイプラインに抱えており、本件はその一つに加わります。
周辺エリア
バタム島はインドネシア・リアウ諸島州に属し、シンガポール本島の南方に位置します。自由貿易地域(FTZ)として工業団地の集積が進む一方、シンガポールやマレーシアからの短距離旅行先としても知られ、週末を中心にレジャー客が訪れます。ヒルトンも同島を「シンガポールとマレーシアからの旅行者に人気の近距離デスティネーション」と位置づけています。
ホテルが立地する市中心部の周辺には、行政機能が集まるバタム・センター地区、商業・飲食・ナイトライフの中心であるルブック・バジャ地区があります。近年はゴルフ場やウェルネス施設、医療機関を目的とした滞在も増えており、ヒルトンが挙げる需要層と重なります。
アクセス
所在地:インドネシア・リアウ諸島州バタム市中心業務地区(詳細住所は未公表)
空路の玄関口はハン・ナディム国際空港(BTH)で、ホテルからのアクセスが確保されるとされます。シンガポールからはハーバーフロント・センターやタナメラ・フェリーターミナルからバタム島の各フェリーターミナルへ高速船が就航しており、所要はおおむね1時間前後。発表時点で番地レベルの住所は公表されていないため、確定次第追記します。
施設概要
| 名称 | ヒルトン・ガーデン・イン・バタム・シティセンター(Hilton Garden Inn Batam City Centre) |
|---|---|
| ブランド | ヒルトン・ガーデン・イン(ヒルトン) |
| 所在地 | インドネシア・リアウ諸島州バタム市中心業務地区(ルブック・バジャ、バタム・センターに近接)/詳細住所は不明 |
| 開業予定 | 2028年 |
| 客室数 | 199室(スタンダードルーム、ファミリールーム、スイート) |
| 敷地面積 | 不明 |
| 主な施設/レストラン | オールデイダイニング、バー、フィットネスセンター、スイミングプール、ボールルーム1室と会議室6室(宴会・会議スペース計900平方メートル超) |
| 設計監理 | 不明 |
| 施工会社 | 不明 |
| 事業主体 | PT. Sabang Raya Investama |
| 運営 | ヒルトン |
参考価格
開業前のため参考価格は未定です。判明次第追記します。
出所
- Hospitality Net(ヒルトン公式リリース)
Hilton Signs First Hotel in Batam, Accelerating Growth in Indonesia(2026年9月7日) - EdgeProp Singapore
Batam to get its first Hilton Garden Inn in 2028(2026年9月7日)