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フォー・シーズンズ ホテル アンド レジデンス カルタヘナ(Four Seasons Hotel and Residences Cartagena)が2026年4月2日に開業

フォー・シーズンズ ホテルズ&リゾーツがコロンビア・カルタヘナに初進出しました。「フォー・シーズンズ ホテル アンド レジデンス カルタヘナ(Four Seasons Hotel and Residences Cartagena)」として2026年4月2日に正式開業し、ボゴタの2物件(フォー・シーズンズ ホテル ボゴタ、フォー・シーズンズ カーサ・メディナ ボゴタ)に続くコロンビア国内3軒目のフォー・シーズンズとなりました。

このホテルの最大の特徴は、複数の歴史的建造物を長年かけて修復・再生したうえで一体の宿泊施設に仕立てている点です。公式リリースによれば、16世紀のサン・フランシスコ修道院と寺院、複数の劇場、そして1920年代のランドマーク「クラブ・カルタヘナ」という時代の異なる建物群が組み合わされています。ロビーにはクラブ・カルタヘナの大階段が丁寧に復元され、その上をモダンなガラスの吹き抜けアトリウムが覆っています。デザインチームの中心を担ったのは、エレガンスと快適さを軽やかに両立させることで知られたフランス人デザイナーの故フランソワ・カトルーで、本件は同氏にとって数少ないホスピタリティ分野の仕事のひとつであり、晩年の代表作となりました。

客室は全131室で、そのうち27室がスペイン植民地様式の歴史的建造物内に配された特別な客室・スイートです。18室は旧修道院の中庭を囲む形で並び、保存された建築要素とあつらえの家具、手仕事のディテールがカトルーの構想を今に伝えます。専用エレベーターでアクセスするプレジデンシャルスイートは2ベッドルーム構成で、テラスにはマリア・セシリア・フランコ・ベロンによるムーア風の手焼きセラミック噴水が据えられています。現代的な客室・スイートへは小径や静かな中庭を抜けて向かう構成となっており、ミゲル・カルデナスのアートやアレハンドロ・エルナンデスの彫刻的要素が自然光の中に置かれています。

ダイニングは8つのレストラン&バーで構成され、ホテル単体で食の目的地となることを狙っています。旧クラブ・カルタヘナに入るザ・グランド・グリルはモダンなステーキハウスで、コンセプトはMajor Food Groupが手掛けました。同じく旧クラブ・カルタヘナ内のルラージュ(Lelarge)は建物を設計した建築家ガストン・ルラージュにちなむバーで、地元の季節の果物を生かしたカクテルにキューバ的な要素を効かせています。コロンビア産スペシャルティコーヒーを主役に据えたカフェ・リアルト、ベラクルス教会跡から劇場へと姿を変えた場所に立つナポリピッツァのピッツェリア・デッラ・キエーザ、かつての貯水槽に由来しカルタヘナ初のスピークイージーをうたうエル・アルヒベ、360度の眺望が広がる屋上のエル・パルマーなどが揃います。

ウェルネスの中心となるのが、修復された歴史的建造物の旧回廊部分に設けられたウマリ・スパ(Umari Spa)です。名称は現地で滋養と精神的な成長に結び付けられる植物「ウマリ」に由来し、トリートメントにはコロンビアの植物をはじめとする自然素材と、古くから受け継がれてきたヒーリングの手法が取り入れられています。カップル用スイートを含む6つのトリートメントルーム、ヘアサロンとネイルサービス、リラクゼーションラウンジとスチームルーム、スパブティックを備えます。フィットネスセンターは24時間利用でき、ヨガやストレッチなどのセッションも定期的に開かれます。屋上には2つのプールがあり、街並みと港のパノラマを望めます。宴会機能では、修復された歴史的空間に最大300名を収容するボールルームが中心で、隆起した壇上の煉瓦ドームには修復中に再発見された数百年前のフレスコ画が残されています。

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周辺エリア

ホテルはカルタヘナの活気あふれるヘッツェマニー(Getsemaní)地区に位置しています。広場やギャラリー、ショップ、カフェが密集する界隈で、色鮮やかな壁画が点在するアート地区としても知られています。ユネスコ世界遺産に登録された城壁都市(ウォールド・シティ)までは徒歩圏内で、カメジョン・デ・ロス・マルティレス、通りを挟んで向かいのパルケ・センテナリオ、そして隣接するカルタヘナ・コンベンションセンターにもすぐにアクセスできます。街歩きに適したエリアであり、コンシェルジュチームが関心に応じた散策ルートを提案してくれます。

アクセス

所在地:Media Luna 8B #8B-44, Getsemaní, Cartagena de Indias, Colombia

カルタヘナ・ラファエル・ヌニェス国際空港から車で約15分の距離にあり、城壁都市へは徒歩数分で到着します。ボゴタからは国内線で約1時間半です。

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About the Author

建築やデザインが好きで、新しいホテルについて日々勉強中です。名の知れた建築家や設計事務所が手がけた物件を見つけると、つい深追いしてしまいます。国内・海外を問わず、空間そのものに物語があるホテルを紹介しています。

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