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【2028年初頭開業予定】フェアモント ニセコ/北海道・ニセコ町

アコー傘下のラグジュアリーブランド「フェアモント ホテル&リゾート」が、北海道ニセコ町に客室165室の新リゾート「フェアモント ニセコ(Fairmont Niseko)」を2028年初頭に開業する予定です。事業主体は東京を拠点とするプライベート・エクイティ投資会社、株式会社ジェイ・ウィル・パートナーズ。2026年7月22日、フェアモント ホテル&リゾートが開業契約の締結を発表しました。

本計画の敷地は、ローズウッド ホテル グループ傘下「ニュー ワールド ホテルズ&リゾーツ」が「ニュー ワールド ラ プリューム ニセコ リゾート」として建設を進めていた場所です。開発を担っていた特定目的会社「La Plume Niseko Resort」が2025年4月に東京地方裁判所へ破産を申し立て、工事は一時中断しました。同年8月に東京の独立系投資ファンド「ジェイ・ウィル・パートナーズ」が特定目的会社を通じて敷地を取得して建設を再開し、2026年にアコー日本法人とホテル運営契約を締結、ブランドを「フェアモント」に切り替えて今回の開業計画が発表されました。

敷地は羊蹄山とアンヌプリ山に挟まれた約9エーカーの森林地帯で、ニセコを象徴する羊蹄山のパノラマビューを遮るものなく望む立地とされています。設計は株式会社大建設計、内装デザインは香港を拠点とするスティーブ・レオン・デザイン・グループが主に担当。公開されたレンダリングでは、羊蹄山を望む大開口を備えた客室や、山並みに面したインドアプールが確認できます。

2ベッドルームタイプのマスターベッドルーム(イメージ) @アコー

開業時には、2軒のレストラン、スパとウェルネス施設、キッズクラブ、そして本格的な温泉体験を備えるとされ、スキーとゴルフを軸にした通年型のマウンテンリゾートとして構想されています。フェアモント ホテル&リゾートのオメル・アカーCEOは発表のなかで、ニセコの自然環境の保護に取り組みながら新リゾートを実現する意義を強調し、本件を2025年開業のフェアモント東京に続く日本2軒目のフェアモントと位置づけました。カナダのフェアモント バンフ スプリングスに代表される山岳リゾート運営の蓄積を、アジアのスキーリゾートに持ち込む案件でもあります。

山並みに面したプール(イメージ) @アコー

一方で、ホテルの詳細住所、客室構成、レジデンス併設の有無、施工会社、料金水準といった具体的な情報は、現時点では公式に発表されていません。プロジェクト名や施設名称の日本語表記についても、公式リリースでは「フェアモントニセコ」と表記されています。

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周辺環境

公式リリースによれば、立地はニセコビレッジとヒラフの双方に隣接し、両エリアの多様なダイニングを利用できるとされています。ニセコは極上のパウダースノーで国際的に知られる世界屈指の高級スキーリゾートであり、スキーやゴルフをはじめとするアウトドア体験がホテルの中核的な魅力として挙げられています。

交通面では、2038年に完成予定の北海道新幹線延伸が大きな変化をもたらします。倶知安駅と札幌駅を約25分で結ぶ高速鉄道の新路線により、スキーヤーやスノーボーダーだけでなくゴルファーにとってもアクセスが容易になる見込みです。加えて新千歳空港の国際線便数は着実に増加しており、国内外からの観光需要はさらに高まると同社はみています。

アクセス

所在地:北海道虻田郡ニセコ町(詳細住所は未公表)

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About the Author

建築やデザインが好きで、新しいホテルについて日々勉強中です。名の知れた建築家や設計事務所が手がけた物件を見つけると、つい深追いしてしまいます。国内・海外を問わず、空間そのものに物語があるホテルを紹介しています。

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