カペラホテルズ&リゾーツ、日本初進出を京都・宮川町に開業
シンガポールを拠点とするラグジュアリーホテルブランド「カペラホテルズ&リゾーツ」が、日本に初上陸しました。カペラ京都は、2026年3月22日、京都市東山区の宮川町エリア ― 建仁寺と宮川町歌舞練場に隣接する元新道小学校跡地 ― に開業しました。
NTT都市開発が開発・所有し、NTT都市開発ホテルマネジメントが経営、カペラホテルグループが運営を担います。同グループとNTT都市開発にとっては「パティーナ大阪」(2025年5月開業)に続く2軒目の協業となります。
設計監理は大建設計、建築デザイン監修は隈研吾建築都市設計事務所、インテリアデザインはシンガポールのBrewin Design Office、施工は熊谷組・古瀬組特定建設工事共同企業体が担当。2023年から2025年まで3年連続で国際的な旅行専門誌の「ベストホテルブランド」に選ばれたカペラが、千年の都・京都で新たなラグジュアリー体験を提供します。

注目ポイント3選
1. 3年連続「ベストホテルブランド」のカペラが日本初進出 ― 祇園エリア初の本格ラグジュアリーホテル
カペラホテルズ&リゾーツは、シンガポール・バンコク・ハノイ・バリ島・上海などに展開するラグジュアリーブランドで、その土地の文化に深く根ざした滞在体験を特徴とします。京都は日本初進出の拠点であり、宮川町は清水寺周辺の東山エリアを中心に展開してきた他の高級ホテルとは一線を画す、祇園エリア初の本格ラグジュアリーホテルとして注目を集めています。2026年3月5日に開業した帝国ホテル京都と並び、祇園・東山エリアのラグジュアリーホテル競争に新たな局面をもたらす存在として、国内外から高い関心を集めています。

2. 全89室・地上4階 ― 隈研吾監修の低層建築とミシュラン三つ星「シングルスレッド」コラボレストラン
客室数は全89室(うちスイート29室)、地上4階・地下2階建て、延床面積約15,700㎡。建物は周囲の町並みへの調和を重視して低層に設計されており、隈研吾は「宮川町の持つ『静けさ』こそが最も重要であり、ホテルでも大切に受け継ぐべきものと考えた」とコメントしています。中央には唐破風にインスピレーションを受けた屋根・水盤・庭園を備えた中庭を配置。客室は建仁寺を正面に望む祇園スイート・天然温泉付きの温泉スイート(6室)・最上階206㎡のカペラスイートなど多彩なラインナップを揃えます。ダイニングはカリフォルニア州ソノマのミシュラン三つ星レストランSingleThreadとのコラボレーション「SoNoMa by SingleThread(想乃間)」をはじめ、和食レストラン「宵」・フレンチブラッスリー「Lanterne(ランテーヌ)」の3店舗体制です。


3. 元新道小学校跡地の再生 ― 宮川町歌舞練場と共生する文化共生型開発
カペラ京都が建つのは、明治2年に地域住民により創設され、140年以上にわたり親しまれてきた元新道小学校の跡地です。和食レストラン「宵」の内装には実際に使用されていた木材や照明器具を再利用し、地域の記憶を継承する設えを取り入れています。隣接する宮川町歌舞練場も同タイミングで建て替えられ、ホテルと歌舞練場が一体となった文化共生型の開発として完成。宿泊者向けの独自文化プログラム「Capella Curates(カペラキュレーツ)」では、歌舞練場での特別鑑賞・創業150年の草履工房での誂え体験・漆芸家による金継ぎワークショップなど、通常非公開の京都の伝統世界への扉を開きます。

周辺環境
- 宮川町歌舞練場(隣接):京都五花街の一つ・宮川町の稽古・公演拠点。カペラ京都との一体開発で建て替えられ、ホテル客室からも歌舞練場を望む「プレミアシアタールーム」を設定しています。
- 建仁寺(徒歩圏内):京都最古の禅寺。俵屋宗達の「風神雷神図屏風」(複製)をはじめ、禅文化の精髄に触れることができ、客室「祇園スイート」からは境内を直接望めます。
- 鴨川・四条大橋(徒歩圏内):四条河原町の繁華街と自然が交差する京都のシンボル。納涼床・散歩・サイクリングなど四季折々の楽しみ方があります。
- 清水寺(徒歩・タクシー圏内):世界遺産に登録された京都を代表する寺院。二年坂・三年坂の石畳の街並みとともに京都観光の核を担います。
- 八坂神社・祇園(徒歩圏内):祇園祭の総本社・八坂神社と、石畳と茶屋が続く花街エリア。カペラスイートの窓からは八坂の塔(法観寺)を望むことができます。
アクセス
所在地:京都府京都市東山区大和大路通四条下る四丁目小松町130
- 京阪本線「祇園四条」駅から徒歩約4〜10分
- 阪急電鉄京都線「京都河原町」駅から徒歩約8分
- JR「京都駅」からタクシーで約10分
施設概要
| 施設名 | カペラ京都(Capella Kyoto) |
|---|---|
| ブランド | カペラホテルズ&リゾーツ(Capella Hotels and Resorts) |
| 所在地 | 京都府京都市東山区大和大路通四条下る四丁目小松町130 |
| 立地 | 宮川町エリア(建仁寺・宮川町歌舞練場に隣接、元新道小学校跡地) |
| 開業日 | 2026年3月22日 |
| 客室数 | 89室(うちスイート29室)/最上階「カペラスイート」206㎡ |
| 主な付帯施設 | レストラン3店舗(SoNoMa by SingleThread・宵・Lanterne)、ペストリーショップ、Auriga Spa(天然温泉付き個室スパ含む)、宴会場、地域施設(約200㎡) |
| 用途 | ラグジュアリーホテル |
| 階数 | 地上4階・地下2階 |
| 敷地面積 | 約4,000㎡(一部地域施設含む) |
| 延床面積 | 約15,700㎡(ホテル約15,500㎡、地域施設約200㎡) |
| 構造 | 未発表 |
| 設計監理 | 株式会社大建設計 |
| 建築デザイン監修 | 隈研吾建築都市設計事務所 |
| 内装設計監理 | 株式会社入江三宅設計事務所 |
| インテリアデザイン | Brewin Design Office(シンガポール) |
| 施工 | 熊谷組・古瀬組 特定建設工事共同企業体 |
| 竣工 | 2025年9月 |
| 事業主(開発・所有) | NTT都市開発株式会社 |
| ホテル経営 | NTT都市開発ホテルマネジメント株式会社 |
| ホテル運営 | カペラホテルグループ |
参考:
・PR TIMES ― 日本初進出「カペラ京都」3月22日開業・シングルスレッドとのコラボ発表(NTTアーバンソリューションズ 公式プレスリリース)
・NTT都市開発 ― カペラ京都 開業日決定のお知らせ
・カペラ京都 公式サイト