ミノール・ホテルズ(Minor Hotels)は2026年9月16日、インド・テランガーナ州ジャドチェルラに「アナンタラ ジャドチェルラ ハイデラバード リゾート(Anantara Jadcherla Hyderabad Resort)」を開発する契約に署名したと発表しました。貯水池に面した37エーカーの敷地に185室のリゾートを建設し、隣接地にはブランデッドレジデンス50戸を整備する計画で、開業予定は2029年です。

開発を手がけるのはインドの Ashya Group で、同社にとって初のホスピタリティ案件となります。同グループは鉱物資源、インフラ、食品、ウェルネスなど複数分野に事業を展開しており、慈善部門として Ashya Foundation を持ちます。ミノール・ホテルズは640軒超のホテル・リゾート・ブランデッドレジデンスを67カ国で運営・開発中で、インドでは今後10年で50軒という目標を掲げています。
注目ポイント3選
① 貯水池に面した37エーカーの敷地に185室とレジデンス50戸を整備する計画です
ミノール・ホテルズは2026年9月16日、インド・テランガーナ州ジャドチェルラでのリゾート開発契約に署名したと発表しています。貯水池に面した37エーカーの敷地に185室のリゾートを建設し、隣接地にはブランデッドレジデンス50戸を整備する計画で、開業予定は2029年です。開発を手がける Ashya Group にとっては初のホスピタリティ案件となります。
② 47棟のプールヴィラはカーカティーヤ朝の建築遺産を参照した意匠になる予定です
リゾートの客室は185室で、最小タイプでも48平方メートルからとされています。このうち47棟はプールヴィラで、広さは90〜280平方メートルの範囲に分かれます。設計面ではテランガーナ一帯を支配したカーカティーヤ朝の建築遺産を参照し、石造の構法と幾何学的な文様をパブリックスペースとヴィラの双方に通す方針です。設計者名および施工会社は公式発表に記載がありません。
③ スパやボールルームを備え、ウエディングやMICE需要にも対応する計画です
飲食施設はオールデイダイニング1軒、スペシャリティレストラン2軒、ウェルネスカフェのほか、ロビーラウンジとプールサイドバーを備える予定です。アナンタラ スパ、フィットネスセンター、屋外プール、キッズクラブも入ります。ボールルームと複数のブレイクアウトルーム、屋外催事用のイベントローンを設け、デスティネーションウエディングやMICE需要に対応するとしています。ハイデラバードのラジーヴ・ガンディー国際空港からは車で約60分です。
185室にプールヴィラ47棟、隣接地にレジデンス50戸
リゾートの客室は185室で、最小タイプでも48平方メートルからという構成です。このうち47棟はプールヴィラで、広さは90〜280平方メートルの範囲に分かれます。さらに敷地に隣接して50戸のブランデッドレジデンスが整備される計画で、貯水池を望む住戸をアナンタラブランドのもとで販売する形になります。ホテルとレジデンスが同一開発内に併存する構成です。
設計面では、テランガーナ一帯を支配したカーカティーヤ朝(Kakatiya Dynasty)の建築遺産を参照するとされています。石造の構法と幾何学的な文様をパブリックスペースとヴィラの双方に通し、地域の意匠を現代のラグジュアリー施設として読み替える方針です。設計者名および施工会社は公式発表に記載がありません。
飲食施設はオールデイダイニング1軒、スペシャリティレストラン2軒、ウェルネスカフェのほか、ロビーラウンジとプールサイドバーを備えます。レジャー施設としてはアナンタラ スパ、フィットネスセンター、屋外プール、キッズクラブが入ります。さらにボールルームと複数のブレイクアウトルーム、屋外催事用のイベントローンを設け、デスティネーションウエディングやMICE需要にも対応する計画です。
ミノール・インターナショナルの創業者兼会長である William E Heinecke 氏は、この案件について「ウォーターフロントの立地と独自のデザイン構想により、目的地への没入をきちんと作り込むことができます」と述べ、南インドでの体制強化につながる案件だとしています。Ashya Group の創業者兼会長 Shashider Reddy Munugala 氏も、石材の選定から貯水池畔という敷地設定までを、テランガーナの文化と景観に近づけるための要素として説明しています。
周辺エリア:ハイデラバード近郊の貯水池畔
敷地はテランガーナ州のジャドチェルラで、ハイデラバード市街からは離れた自然環境のなかにあります。公式発表によれば、ハイデラバードのラジーヴ・ガンディー国際空港からは車で約60分・およそ71km、ハイデラバード中心部からは車で約1時間30分・およそ90kmの距離です。インドでも成長が速い都市圏のひとつを後背地に持ちながら、開発の手が入っていない自然のなかに立地する点が、このプロジェクトの前提とされています。

ミノール・ホテルズは2025年にアナンタラ ジュエル バグ ジャイプール ホテルを開業してインドにアナンタラブランドを導入し、2026年4月にはアナンタラ ザンティ クールグ リゾートとアナンタラ コルカタ ホテルを、2025年には アヴァニプラス サンレイ ビーチ ヴィシャーカパトナム リゾートを、それぞれ発表しています。ジャドチェルラはこの一連のパイプラインに連なる案件です。
アクセス
インド・テランガーナ州 ジャドチェルラ(Jadcherla, Telangana, India)
敷地の番地までの詳細住所は公式発表に記載がありません。上の地図はジャドチェルラの市街地を示しています。
施設概要
| 名称 | アナンタラ ジャドチェルラ ハイデラバード リゾート(Anantara Jadcherla Hyderabad Resort) |
|---|---|
| 所在地 | インド・テランガーナ州ジャドチェルラ(詳細住所は不明) |
| 開業予定 | 2029年 |
| 客室数 | 185室(うちプールヴィラ47棟。客室は48平方メートルから、ヴィラは90〜280平方メートル) |
| レジデンス | ブランデッドレジデンス50戸(リゾートに隣接して整備) |
| 敷地面積 | 約37エーカー(貯水池に面するウォーターフロント) |
| ブランド | アナンタラ(Anantara Hotels & Resorts)/ミノール・ホテルズ |
| 運営 | ミノール・ホテルズ |
| 開発 | Ashya Group(同社初のホスピタリティ案件) |
| 設計 | 不明(カーカティーヤ朝の建築遺産を参照した意匠とされる) |
| 施工会社 | 不明 |
| 主な施設 | オールデイダイニング、スペシャリティレストラン2軒、ウェルネスカフェ、ロビーラウンジ、プールサイドバー、アナンタラ スパ、フィットネスセンター、屋外プール、キッズクラブ、ボールルーム、ブレイクアウトルーム、イベントローン |
| 空港アクセス | ラジーヴ・ガンディー国際空港から車で約60分(約71km)/ハイデラバード中心部から車で約1時間30分(約90km) |
出所
- Minor Hotels「Minor Hotels Strengthens Southern India Presence with Anantara Jadcherla Hyderabad Resort Signing」(2026年9月16日)
https://media.minorhotels.com/en-GLO/270862-minor-hotels-strengthens-southern-india-presence-with-anantara-jadcherla-hyderabad-resort-signing/