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【2026年開業】エアレル パラディオ ヴェネツィア(Airelles Palladio, Venice)/イタリア・ヴェネツィア

フランス発のラグジュアリーホテルコレクション「エアレル(Airelles)」が、イタリア・ヴェネツィアのジュデッカ島に初の国外メゾン「エアレル パラディオ ヴェネツィア(Airelles Palladio, Venice)」を開業しました。1ヘクタールの庭園のなかに建つ4棟の歴史的建築を再生した物件で、フランス国内9軒のメゾンで培ってきた美食・職人技・もてなしを、ラグーナの都に持ち込んだブランド初の国際展開となります。

エアレル パラディオ ヴェネツィアのファサード
運河に面したファサード(画像:Airelles/Vincent Leroux)
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エアレル(Airelles)とは

エアレルは「ヴェルサイユ宮殿内唯一のホテル」として知られるル・グラン・コントロールをはじめ、クールシュヴェル、ヴァル・ディゼール、サン・トロペ、ゴルドなどフランスの名だたる地にメゾンを展開する超高級ホテルコレクションです。魂と物語を持つ建物を選び、そこにフランスの生き方(アール・ド・ヴィーヴル)を重ねていく姿勢が一貫しています。ヴェネツィアは、その哲学がフランス国外で初めて形になった場所です。

ホテルの見どころ

舞台となるのは、サン・マルコ広場を運河越しに望むジュデッカ島です。15世紀以降、ヴェネツィア貴族が喧騒を離れて過ごす場として庭園や果樹園、ブドウ畑を備えた館が建てられ、作家や哲学者、画家が集う知的な島となりました。ホテルは1ヘクタールの庭園を擁する4棟の歴史的建築で構成され、そのうちの1棟は1561年にアンドレア・パラディオが設計し、かつてレース編みを教えた「ツィテッレ学院」として使われていた建物です。1677年以来ヴェネツィアの優雅さを体現してきた別の棟には、カサノヴァやエレオノーラ・ドゥーゼ、サルトルらが滞在した歴史があり、そのドージェ・スイートからはサン・マルコの眺望が広がります。

エアレル パラディオ ヴェネツィアの客室
ラグーナを望む客室(画像:Airelles/Vincent Leroux)

客室は17室の客室と28室のスイート、そして3ベッドルームのプライベートヴィラという構成です。手描きのフレスコ画、ルベッリとフォルチュニーのファブリック、アンティーク家具といった要素で、ヴェネツィアの職人技と現代の心地よさが編み合わされています。かつて貴族の未亡人の避難所だった棟がプライベートヴィラに、そしてサンタ・マリア・デッラ・プレゼンタツィオーネ教会の八角形のドームとフレスコ画も敷地の一部として蘇りました。

食の布陣も豪華です。ノブによる日本料理「マツヒサ」、ジャン=ジョルジュ・ヴォンゲリヒテンによるイタリア初出店「abc Kitchens Palladio」、3つ星シェフのノルベルト・ニーダーコフラーが率いる「ヴィラ・フロッロ」、そしてセドリック・グロレによるパティスリーという4人のシェフが、いずれもヴェネツィア初進出として集結しています。

ウェルネスの中心は、3フロア・1,700㎡というヴェネツィア最大級のスパです。ゲランと組んだ独自のリチュアル「Aqua Venizia」「Terra Venizia」などを揃え、プライベートな屋内プール、静寂の庭、ヨガスタジオ、ハマム、フィンランドサウナ、日本発の「いやしドーム」、コールドプランジプールを備えます。さらに、ヘアスパの先駆者ロッサーノ・フェレッティによるヘアスパも併設されています。

周辺エリア

ジュデッカ島はヴェネツィア本島の南、運河を挟んでサン・マルコ地区と向かい合う位置にあります。観光の中心から一歩引いた静けさを保ちながら、創作の熱を宿した地元らしい空気が流れるエリアです。サン・マルコ広場やリアルト橋、ペギー・グッゲンハイム美術館といった見どころへは、ヴァポレット(水上バス)やボートで容易にアクセスできます。

アクセス

所在地:Fondamenta delle Zitelle 40, 30133 Venezia, Italia(ジュデッカ島)

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About the Author

海外在住。旅先で泊まったホテルの数だけ、現地でしか分からない感覚があると思っています。世界各地で相次ぐ新しいホテルの開業を、実際にその街を歩いたことのある視点から追いかけています。

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