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マリオット・インターナショナル、山梨・甲州市に進出へ ― 2028年春開業予定
世界最大級のホテルチェーンであるマリオット・インターナショナルが、山梨県甲州市に新たなブランドホテルを開業することが発表されました。同ホテルは、ワイナリー「シャトー勝沼」の敷地内に建設され、2028年春の開業を目指しています。
計画を発表したのは、東京のコンサルティング会社ビジネス・アンド・タレントストラテジーで、建設およびプロジェクト管理は大手住宅メーカーの積水ハウスが担当します。
現時点ではホテルのブランド名や規模、サービス内容などの詳細は未発表ですが、マリオットが展開する多様なラグジュアリーブランドのいずれかになると見られています。
施設概要(発表時点)
| ブランド | 未定(マリオット・インターナショナル) |
|---|---|
| 部屋数 | 未定 |
| 建物概要 | 未定 |
| サービス | 未定 |
| ラウンジ | 未定 |
| スパ | 未定 |
| 付帯施設 | 未定 |
| デザイナー | 未定 |
| 設計 | 未定 |
| 施工 | 未定 |
| 事業者 | 積水ハウス |
| 開業 | 2028年春ごろ予定 |
地方創生と観光振興への期待
発表元のビジネス・アンド・タレントストラテジーは、「甲州市の地方創生と観光振興の一助となるべく、引き続き全力を尽くします」とコメント。
勝沼町は日本有数のワイン生産地であり、観光資源との連携によるシナジーが期待されています。
なお、マリオットは近年、軽井沢、日光、白馬、南紀白浜など全国の地方都市にも続々と進出しており、今回の甲州市進出もその戦略の一環と考えられます。インバウンド回復を見据えた宿泊需要の取り込みに加え、地域との連携による持続可能な観光振興にも注目が集まります。
シャトー勝沼とは
山梨県甲州市勝沼町は、日本最古のブドウ栽培の歴史を持つ地域です。1877年に今村與三郎氏がワイン醸造を始めたことで、シャトー勝沼が誕生しました。以来130年以上にわたり、「栽培・醸造・販売をすべて自ら行う」姿勢を守り続けています。
人任せにしない、一貫した手づくりのこだわりがワインづくりの核となっています。
元記事:Yahoo!ニュース
シャトー勝沼公式サイト:https://www.chateauk.co.jp/
