アコーのフラッグシップ ラグジュアリーブランド「ラッフルズ ホテルズ&リゾーツ」が、インド北部ラジャスタン州のランタンボール国立公園に、全63ヴィラのウルトララグジュアリーリゾート「ラッフルズ ランタンボール」を計画しています。開発パートナーはスフカニ ベンチャーズ(Sukhani Ventures)で、アコーの公式発表によると開業は2027年半ばまでを見込んでいます。ベンガルトラで知られる野生の森に、ラッフルズ伝統のバトラーサービスとシグネチャーの「ロングバー」が持ち込まれる、ブランドとしても異色のプロジェクトです。

ハイライト
舞台となるランタンボール国立公園は、かつてジャイプールの藩王(マハラジャ)の狩猟地であった森が野生動物保護区へと姿を変えた場所です。静かな湖沼とサバンナ、宮殿や古代の遺構が点在する景観の中で、ベンガルトラやワシなどの野生動物を間近に観察できることから、世界中の自然愛好家や写真家を惹きつけてきました。アコーはこの地に、ラッフルズならではのエレガンスと「冒険の精神」を掛け合わせたリゾートを構想しています。
63棟のヴィラのうち15棟はラグジュアリーテント形式の客室として計画され、ファミリースイートとハネムーンスイートも設けられます。設計はIDEAS Architects、デザインはマンダリン オリエンタル バリなどを手がけたジェフリー・ウィルクス(Jeffrey Wilkes)が担当し、サファリのグラマラスな世界観とラッフルズの宮殿的な華やかさを融合させる方針が示されています。
体験面では、ラッフルズの代名詞であるバトラーサービス、シンガポール ラッフルズ発祥のアイコン「ロングバー」、そして地域文化と結びついたビスポークなプログラムが提供される予定です。ジャングルの静寂の中でラッフルズのシグネチャー体験を享受できる点が、他のサファリロッジとの明確な違いになります。
周辺エリア
ランタンボール国立公園はラジャスタン州サワイー・マードープル地区に位置し、世界遺産「インドの丘陵要塞群(ラージャスターン)」の構成資産であるランタンボール要塞を園内に抱えています。ジャイプールからは約130km、車で約3時間の距離にあり、デリーからは鉄道でサワイー・マードープル駅へ向かうルートが一般的です。なおアコーは同時に、ジャイプール郊外のクカス・アメール地区で300室超の「ソフィテル レジェンド スク バグ ジャイプール」も計画しており、2つの物件を組み合わせた滞在も想定されています。
アクセス
所在地:Ranthambore National Park, Sawai Madhopur District, Rajasthan, India
- ジャイプールから車で約3時間(約130km)
- デリーから鉄道でサワイー・マードープル駅へ(所要時間は列車により異なります)
- サワイー・マードープル市街から国立公園入口まで車で約10分
施設概要
| 正式名称 | Raffles Ranthambore(ラッフルズ ランタンボール) |
|---|---|
| ブランド | Raffles Hotels & Resorts(アコー) |
| 所在地 | Ranthambore National Park, Sawai Madhopur, Rajasthan, India |
| 開発事業者 | Sukhani Ventures(スフカニ ベンチャーズ/ヴィクラム・スフカニ会長兼MD) |
| 建築設計 | IDEAS Architects |
| インテリアデザイン | Jeffrey Wilkes(ジェフリー・ウィルクス) |
| 施工会社 | 不明 |
| 客室数 | 63ヴィラ(うち15棟はラグジュアリーテント形式、ファミリースイート・ハネムーンスイートを含む) |
| サービス | ラッフルズ バトラーサービス、ロングバー |
| アクティビティ | 野生動物観察(ベンガルトラ、ワシなど)、地域文化と結びついたビスポークプログラム |
| 開業予定 | 2027年半ばまで(アコー公式発表) |
(情報は2026年9月時点。開業時期・施設内容等は変更となる場合があります)