概要
大阪市此花区桜島エリアにおいて、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に隣接する立地で進められる大規模ホテル開発「Osaka Sakurajima Resort(オオサカ・サクラジマ・リゾート)」が、本格的に着工しました。本プロジェクトは、鹿島建設株式会社をはじめとする複数の企業によって組成された事業体が開発を担い、世界有数のホテルグループである IHGホテルズ&リゾーツ(IHG)が運営を手がける、関西圏でも屈指のスケールを誇る観光拠点として計画されています。
最大の特徴は、1棟の建物の中に「インターコンチネンタル」「キンプトン」「ホリデイ・インリゾート」という3つの異なるホテルブランドを集約した、日本国内初となる“トリプルブランド”構成を採用している点です。ラグジュアリーホテル、ライフスタイルホテル、リゾートホテルという異なるコンセプトを同一建物内で展開することで、富裕層からファミリー層、インバウンド観光客まで、幅広い宿泊ニーズを一体的に受け止める計画となっています。
本計画は、IHGにとって日本国内で最大規模となる新築ホテル開発事業であり、USJオフィシャルホテルとしての役割も担う予定です。大阪・関西万博やIR(統合型リゾート)計画など、今後の関西圏を取り巻く都市・観光政策とも連動しながら、長期的な視点でのエリア価値向上を見据えたプロジェクトとして位置づけられています。

注目ポイント
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに隣接する国内屈指の観光拠点において進められる大規模リゾートホテル開発。
- インターコンチネンタル、キンプトン、ホリデイ・インリゾートの3ブランドを1棟に集約する、日本初のトリプルブランドホテル。
- 総客室数は817室を計画し、ラグジュアリー層からファミリー、団体利用まで多様な宿泊需要に対応。
- IHGホテルズ&リゾーツにおける日本国内最大級の新築ホテルプロジェクトとして位置づけられている。
- USJ来訪者の滞在拠点としてだけでなく、関西ベイエリア全体の観光動線を支える基幹施設としての役割を担う。

周辺環境
建設地となる大阪市此花区桜島エリアは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの玄関口として国内外から多くの観光客が訪れるエリアです。テーマパークに隣接する立地でありながら、安治川に面した水辺空間を有し、都市観光とリゾート性を兼ね備えた希少なロケーションとなっています。
周辺では、大阪IR計画や夢洲エリアの大規模再開発、さらには鉄道・道路を含む交通インフラ整備が進行しており、此花区一帯は今後、国際観光都市としての機能強化が見込まれています。本プロジェクトは、こうした広域的な都市再編の流れの中で、宿泊機能の中核を担う存在として計画されています。
また、USJオフィシャルホテルとして運営される予定であることから、テーマパーク来訪者の利便性向上だけでなく、滞在時間の延長や周辺消費の拡大など、地域経済への波及効果も期待されています。

アクセス
- 所在地:大阪府大阪市此花区桜島一丁目506番・507番(予定)
- JR桜島線「ユニバーサルシティ」駅から徒歩約6分と、テーマパーク来訪者にとって高い利便性を確保。
- JR大阪駅から約20分と、大阪都心部からのアクセスも良好。
- 伊丹空港および関西国際空港からのアクセスも想定され、国内外からの来訪に対応。
施設概要
| 事業名 | Osaka Sakurajima Resort プロジェクト |
|---|---|
| ブランド | インターコンチネンタル/キンプトン/ホリデイ・インリゾート |
| 所在地 | 大阪府大阪市此花区桜島一丁目 |
| 延床面積 | 約100,494㎡(計画) |
| 敷地面積 | 約17,246㎡(計画) |
| 階数 | 地上14階・地下1階 |
| 構造 | SRC造・S造 |
| 用途 | ホテル(817室)、レストラン、付帯施設 |
| 設計・施工 | 鹿島建設株式会社(設計・施工) |
| インテリアデザイナー | インターコンチネンタル:G.A. DESIGN INTERNATIONAL LIMITED
キンプトン:White Jacket Pte. Ltd. ホリデイ・インリゾート:ILYA CORPORATION |
| 事業主体 | 合同会社桜島開発(鹿島建設、日本郵政不動産、SMFLみらいパートナーズ、京阪神ビルディング) |
| 運営 | IHGホテルズ&リゾーツ |
| 着工 | 2025年12月 |
| 開業予定 | 2029年予定 |